回転寿司

管理人の独り言

休日の夕食時に混み合う回転寿司屋に一人で入る。順番待ちの表に名前を書いて家族やカップルに紛れ待合席に座る。カウンター席に一人なので5分も経たないうちに呼ばれる。どや顔を隠しつつ席へ。カウンターの隣には家族連れ。隣に座っている少年が不思議そうな顔でこちらをチラチラ見る。「大人は食べたい時に食べたい物を食べたいだけ食べられるんだよ」と一人優越感を抱くも少年からは哀れみの目で見られていたような感じ。疑惑の総合商社ともいえる数々のネタで腹を満たし、まだ数組が残る待合席を横目に店を出る。

管理人の独り言

閉店が近い回転寿司屋に一人で入る。ファミレス並みの広さの店に客は0。カウンターの一番奥に通される。どんどん閉鎖されるレーンたち。気付くともの凄く狭い範囲で寿司が回っている。ほら、さっき通り過ぎた寿司がもう帰ってきたよ。レーンを止めて私が回ろうか?と、そこにおっさんの一人客が。もちろん私の隣に通される。席に着くなり注文。それはそうだ。一目で回ってる寿司が見えるので食べたいモノがあるかないかはスグわかるんだから。食べたい寿司が向こう側のレーンに見える。コーナーを曲がりこちらへ近づいてくる。と、その時、上流にいるおっさんが手を伸ばしその皿を取る。客が2人なので一皿ずつしか回って来ない。次の目当ての品はおっさんが寿司を頬張っている間に取る。そうこうしているうちに、またおっさんが一人入ってくる。だだっ広い店で3人のおっさんがカウンターの片隅に並んで腰掛け、小さな範囲でぐるぐる回る寿司を食べる。全て変だよ日本人。客が3人になったところで2皿ずつ流れてくるようになる。しかし上流の2人のおっさんに取られるとアウトというチープなスリルに身をまかせながらレーンを眺め、見知らぬおっさんたちとの駆け引きを味わう。回転寿司はオンラインゲームならぬオンレーンゲーム。
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